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肥前山口駅(ひぜんやまぐちえき)は、佐賀県杵島郡江北町大字山口にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。 == 概要 == 佐賀県中部地域の鉄道交通の要衝となる駅で特急「かもめ」の一部を除く全列車が停車する。当駅の所属線である長崎本線〔『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年〕と、当駅を起点とする佐世保線の2路線が乗り入れている。佐世保線の列車は一部の普通列車を除いて長崎本線鳥栖駅方面に直通している。 国鉄時代から長崎駅・佐世保駅発着の優等列車が数多く当駅で分割・併合をしていたが、2011年3月12日のダイヤ改正により「かもめ」「みどり(・ハウステンボス)」の併結運転が終了し、当駅で分割・併合を行う優等列車はなくなった〔「かもめ」と「みどり」の併結運転は1986年から1988年にかけて一時中断していたが、当時は寝台特急「さくら」「あかつき」の長崎駅・佐世保駅発着編成が分割・併合していた。〕。現在は肥前大浦駅・早岐駅発着の普通列車1往復の分割・併合のみが行われている。2016年3月25日まではこれとは別に、「みどり」1往復が「ハウステンボス」編成の増解結を行っていたが、翌日のダイヤ改正で当駅での増解結がなくなり、当駅での優等列車の分割・併合シーンは完全に姿を消すことになった。 また、1989年5月1日に名寄本線・天北線が廃止されて以降、最長片道切符の終着駅となっている。 2002年からワンマン運転が導入された。当初は当駅以西の長崎本線および佐世保線のみが対象だったが、翌年に長崎本線全線に拡大された。ワンマン運転の列車は当駅で精算方法が変わり、当駅以東の長崎本線では車内精算を行わない。また、基本的に普通列車の乗務員交代(南福岡運転区・久留米運輸センター・博多運転区と長崎運輸センター・佐世保運輸センター)もこの駅を境に行われる。 だが、稀に長崎・佐世保から鳥栖まで乗り通す乗務(長崎・佐世保運輸センター所属運転士)長崎から博多まで普通列車に乗り通す乗務(南福岡運転区所属運転士など)も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肥前山口駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hizen-Yamaguchi Station 」があります。 スポンサード リンク
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